テーマ:ミステリー

読書日記 「運命の日」 グリードVS愛 か?

あの『ミスティック・リバー』『シャッター・アイランド』の著者、デニス・レヘインの作品。 もちろん、映画化されたこの2作品は見た。そして、 『ミスティック・リバー』は本も読んだ。 映画は2作品とも、なんともいえない不条理というか絶望を感じた。それでも、希望のかけらを少しだけまぶしてあるから、著者の人間への信頼を感じることが出来る。 …
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読書日記「ジェノサイド」 とにかく文句なく面白い

このミステリーが面白いや週刊文春ミステリーベスト10 の国内部門で2011年NO1になった作品。 気になっていて、以前から読もうと思っていたが、やっとよんだ。こんなに面白いなら年末年始に読めばよかった。 面白い本を読んだあとに「この時代とこの場所に生まれた」ことを感謝するが、今回も同じ。 「神様ありがとう」 本が読めて、理解…
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読書日記「チャイルド44」 原発はソ連と同じだと知る・・

2009年のこのミステリーがすごい海外編で1位になったのかな。 1933年、ソビエト連邦ウクライナのチェルヴォイ村で、兄パーヴェルと弟アンドレイは、猫を捕まえようと森の中に入るが、パーヴェルは行方不明になってしまった。その二十年後、幼児が行方不明になる事件が発生した。レオの部下フョードルの息子アルカージーも殺害される。スターリン支…
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読書日記「フロスト気質」 こんなおっさんが好き

ロンドン郊外の田舎町デントンの名物警部、ジャック・フロスト。 よれよれのコートにえび茶のマフラー、いつも同じスーツという小汚い服装。仕事中毒といえば聞こえはいいが、その内実は決してほめられたものではなく、捜査方法は常に行き当たりばったりで、書類仕事は大の苦手。口をひらけば出てくるのは決まって下ネタジョーク、しかもそのお下劣さとバリエー…
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読書日記「氷の華」 誰にも感情移入できないところがミソかな(苦笑)

愛媛県の40代の医師がインドで代理出産を依頼(自分の精子、ネパール人の卵子で、出産はインド人女性)し、子どもが生まれたはいいが、生まれた子供がインドを出国できないということで、騒ぎになっていると報道。 ひゃぁ~出産の国際分業制、グローバリズムっすね。 経済格差を利用して、人件費の安いところで製造し、輸入する。命までもがそうなのか…
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読書日記「I’m sorry, Mama」 精神が壊れているの? なんか不気味

 最近、桐生夏生の作品をよく読んでいるな。だいたい、篠田節子と梨木香歩とを種に呼んで、その合間に、それ以外に気になっている本を読んでいる。  リアタイアしたら思いっきり本を読むんだと思っていたが、老眼になるとだんだん本を読むのが辛くなるという話を聞き、それではその前に仕事や勉強以外に、楽しみの本も読まねばと思っているわけで、乱読だ…
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読書日記「柔らかな頬」 逃れてきたと思ったのに誰も追ってこない孤独

 桐生夏生の作品。  カスミはデザイナーの男と不倫関係にあり、家族を捨てることも考えていた。カスミが男と愛し合っていた時、「子供を捨ててもいい」と思った。その朝、娘の有香が行方不明になる。彼女は罪の意識に呵まれ、娘を捜すことに人生の全てを捧げる。他方、末期がんの元刑事が1人、残り少ない人生をかけて有香を探そうとしていた……。 …
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映画日記「インサイド・マン」 意味深なカメラワークにぞくぞく

 スパイク・リーが監督したクライム・サスペンス。銀行に人質を取って立てこもった頭脳明晰な犯人と捜査官たちの息詰まる攻防がスリリングに展開する。本当に、最後の最後に私ははらはらして身を乗り出してしまった( ̄~ ̄;)  狡猾な男ダルトン・ラッセル(クライヴ・オーウェン)率いる4人の銀行強盗グループが、白昼のマンハッタン信託銀行を急襲、従業…
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読書日記「ミスティック・リバー」 人生の困難を淡々と描いた筆力に感嘆

 デニス・ルヘイン作のミステリー。イーストウッドが監督した同名映画の原作。 過酷な運命を背負いながら、それでも幸福を求めて抗おうとする人たちの物語。やるせない哀しみの中に、優しさが宿っている。刑事が出てきて犯人を逮捕するに至るが、それぞれが問題を抱えて身に善と悪を携えている。 境遇を越えて友情を育んできた、ショーン、ジミー、デイヴ。…
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映画日記「ナイロビの蜂」 私の好物が全て含まれている映画

 冒険小説の巨匠ジョン・ル・カレの同名ベストセラーを、「シティ・オブ・ゴッド」のフェルナンド・メイレレス監督で映画化した感動のミステリー・サスペンス。アフリカの地を舞台に、政治に無関心なガーデニング好きの英国外交官が、慈善活動に熱心だった妻の死をきっかけに、初めて彼女の活動に目を向け、やがては危険を顧みず陰謀渦巻く事件の真相に迫っていく…
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読書日記「狼の帝国」 2階建て洋館だと思って入ったらぜんぜん違ったって感じ

 羊頭狗肉とは逆にあるミステリーとはこのことか!! 文句なく、私の好み! やっぱり、事件の怖さのレベルを保ってくれないとね。  「クリムゾン・リバー」と同じ作者、J=C・グランジェ、この人の作品は初めて読んだ。映画「クリムゾン・リバー」は1,2とももうちょっとおどろおどろしさを持続してほしかったなぁと思ったんだけど、今回の小説を読んで…
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読書日記「獣たちの庭園」 こういう社会はやだ

 1936年のドイツ、ベルリンを舞台にオリンピック開催に沸きあがっているかに見えながら、ナチスドイツが徐々にその支配を強め、軍備を増強している様子を背景にしたミステリー。米国人の殺しやポールが上院議員や軍の秘密の任務でベルリンに入り、ナチスドイツの交換を暗殺しようと企てる。  ポールや米国人工作員、ドイツ警察の刑事、ベルリンのギャング…
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読書日記「神は銃弾」 克服すべきは精神の傷なのか

 憤怒―それを糧に、ボブは追う。別れた妻を惨殺し、娘を連れ去った残虐なカルト集団を。やつらが生み出した地獄から生還した女を友に、憎悪と銃弾を手に…。鮮烈にして苛烈な文体が描き出す銃撃と復讐の宴。神なき荒野で正義を追い求めるふたつの魂の疾走。発表と同時に作家・評論家の絶賛を受けた、イギリス推理作家協会最優秀新人賞受賞作。  比喩が凝…
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