読書日記「水辺にて―on the water/off the water」 緩んだ自分に活を入れる
梨木香歩のエッセイ。彼女はカヤックの乗り手であり、カヤックにボイジャー号と名付けている。ボイジャー・・・エッセイの中でも触れているが、太陽系を抜けてはるか大宇宙に乗り出した宇宙探査機の名前・・・機械であるが、多くの人がその孤独な旅に人に対するような思いを寄せている、そんな前をつけている。
本の紹介には、「カヤックで漕ぎだす、豊かで孤独な宇宙。そこは物語の予感に満ちている。」とある。
彼女の豊で孤独な宇宙を、ボイジャーに乗りながらつむぎだしている。
梨木香歩の本と読むたびに、その静謐な文章に胸を締め付けられる。ベストセラーの作品を手にとって、時々その文章のあまりの品のなさ、神経のいきわたっていなさにうんざりすることがあるが、そういう時には梨木香歩の作品を読んで、よく磨かれた銀食器のような落ち着いた輝きを見せる文章を読んで自分の中の空気の入れ替えをする。
また、なんとなくうまくいかない日常に馴れて緩んでしまう感性にも、彼女の本は効く。
ただし、彼女の文章を読むと、自分の文才のなさに、落ち込むという副作用があるので多様は避けようと思う。
梨木香歩のエッセイ・・・小説にも、よくイギリスの話が出る。私の好きなイギリス、豊かの自然と、それを守る頑固さを持った人々の暮らし、が語られるので、イギリスが恋しくなる時に読むこともある。
しかし、この本で語られているスコットランドやアイルランドにはまだ足を踏み入れていない、それどころか湖水地方にさえ行っていないのだが、いつかは行きたいと思い、彼女のつづる地名を頭の隅に書き留めるのだ。
水辺にて―on the water/off the water
本の紹介には、「カヤックで漕ぎだす、豊かで孤独な宇宙。そこは物語の予感に満ちている。」とある。
彼女の豊で孤独な宇宙を、ボイジャーに乗りながらつむぎだしている。
梨木香歩の本と読むたびに、その静謐な文章に胸を締め付けられる。ベストセラーの作品を手にとって、時々その文章のあまりの品のなさ、神経のいきわたっていなさにうんざりすることがあるが、そういう時には梨木香歩の作品を読んで、よく磨かれた銀食器のような落ち着いた輝きを見せる文章を読んで自分の中の空気の入れ替えをする。
また、なんとなくうまくいかない日常に馴れて緩んでしまう感性にも、彼女の本は効く。
ただし、彼女の文章を読むと、自分の文才のなさに、落ち込むという副作用があるので多様は避けようと思う。
梨木香歩のエッセイ・・・小説にも、よくイギリスの話が出る。私の好きなイギリス、豊かの自然と、それを守る頑固さを持った人々の暮らし、が語られるので、イギリスが恋しくなる時に読むこともある。
しかし、この本で語られているスコットランドやアイルランドにはまだ足を踏み入れていない、それどころか湖水地方にさえ行っていないのだが、いつかは行きたいと思い、彼女のつづる地名を頭の隅に書き留めるのだ。
"読書日記「水辺にて―on the water/off the water」 緩んだ自分に活を入れる" へのコメントを書く