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毎日新聞の書評で読み、なにやら面白そうなので読みました。 で、感想は・・・そんなに怖いかなぁって感じ。そういう感想を持つ方が怖いって言われそうだが。 ここで書かれているのは、100%同じではないが、私に似た人たちだと思った。そして、ここではなにやらグロテスクなものとして表現されているので、私も同じだけど、そんなに衝撃?とか思う。 99〜00年、04〜05年の2回にわたり、総計223世帯を対象に実施された「フツウの家族の実態調査(クリスマス・お正月編)」の結果から、垣間見えてきた普通の家族の実態を取り上げている。 クリスマスを盛大に盛り上げ、中高校生にもサンタを信じさせようとする母親。「サンタを信じない夢がない子供とはどう付き合ったらいいか分からない」と述べているが、子供がクリスマスに乗ってこないと、とたんにクリスマスに熱を上げなくなる。 正月はどちらかの両親の実家でご馳走になるが、自分は働かない。それでも、すごく気を遣うという。自分で計ったものしかお節を用意しないし、子供たちに一緒に食卓を囲むことを強制しない。 子供のお手伝いは、上手く出来ないからそばで見ているといらいらするという。でも、上手くできるように教えることはしない。子供の好きなようにさせることが子供を尊重し、個性を伸ばすことだと思っている。 自分が面倒だと思うことはやりたくない、自由に気ままに過ごしたいから、家族に束縛されたくないという主婦たち。自分ではお節も作らず、正月の飾りつけもしないし、よく分かっていないのに、「日本の伝統を伝えていく場気だし、自分もそうしている」と解答用紙に書き込む主婦に、作者の岩村暢子は驚く。行動と言動と主張がバラバラだと。 私はクリスマスのバカ騒ぎに辟易している。子供は労働力なので、家の手伝いを役割として担わせるべきだと思うし、多様な年齢の人間が一種に集って何かするのは重要だと思う。 しかし、私は自分が束縛されずに自由にいたいと思う。日本の伝統文化は守るべきだと思うが、私自身はお屠蘇も飲まないし、おせち料理も作らない。実家に帰っても、朝は適当な時間におき、できれば雑煮は食べないで好きなものをつまみたいと思う。 いくつかの部分は自分が批判されているような感じだ。 まぁ、今更だけど、実際にこの調査の母数のバックグラウンドが偏らないように調査したと書かれていても、分からない。 一家で商売している家や農家などの第一次産業従事者は除かれている感じだし、多くの場合に対象となっている母親の親世帯が子供たちに対して甘やかしているので、そういう家庭が日本の多くを占めているか、それだけ経済的に余裕がある世帯が多かったのか(今は貧困世帯が増えている日本ではあるが)私は分からない。 参考にはなるが、鵜呑みはできないという程度の調査報告かな。 本の帯にあるようなあおり文句はまぁ話半分って感じかな。 興味はある人はどうぞ、簡単に読めるし。 普通の家族がいちばん怖い―徹底調査!破滅する日本の食卓
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